2005.08.06 Saturday
みなさん、今月のダヴィンチはもうお読みになりましたか?
メディアファクトリー (2005/08/06)
売り上げランキング: 1,777
特集が「ライトノベル読者はバカなのか?」で、企画としては表紙やイメージでライトノベルを敬遠していた人たちも読んでみてよ、面白いから!という内容なんですが、とくにその中の「僕たちが、ここで、書きたいこと」というコーナーでは桜庭一樹、米沢穂信、清水マリコ、冲方丁、日日日の各人のインタビューが載っていて面白かった。
それぞれQ&A方式のお題が付いていて、
桜庭さんは
「Q 文章が軽くて、薄っぺらいんじゃないの?
A 軽くても深く。文体を強く意識しています」
で文体とその使い分けについて、
米澤さんは
「Q 外見ばかりが派手で、人物が薄っぺらいんじゃない?
A 外見を形作るのは、確固とした内面です」
でキャラクターを作っていく手順について、
清水さんは
「Q "萌え"って男性の妄想全開なんじゃないの?
A 少女性には、男女問わず惹かれる理由があります。」
で少女性やキャラクターの魅力付けについて、
それぞれすごく濃い話をしていて、とても面白かった。
桜庭さんのインタビューの中では「赤Xピンク」から「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の流れの作品の文章はガルシア・マルケスなどの南米文学の翻訳をイメージしたとか、それらの作品と「GOSICK」や「荒野の恋」の文章の違いなどについて言及していて、桜庭さんの文章に惚れてファンになった私としてはもう、うれしくてしょうがありませんでした。
穂村弘さんについて狂ったように愛を語っていたところというのも見たかったなあ。
穂村さんは言葉に対するセンスはすごいから。
米澤さんの方ではキャラクターを作るときに30項目の自分語りをさせる、というのがすごく興味深い話でした。
清水さんの記事では『日常の中で発見した小さなかけらを探し集め、積み重ねていくことによって現れる虚構を、私は、より面白いと思うんです。』という言葉が印象的。
そのほかにも冲方丁さんの異世界論もおもしろかったし、、日日日さんへの「たくさん書くために、手を抜いているんじゃないの?」という質問には思わず吹き出してしまいました。
でもそれに対する日日日さんの「粗製濫造じゃない、書かずにはいられないんだ」という回答は結構熱くて、「書かないと死んでしまうような気がして」とか、いいなあ、若いんだなあと感動してしまいました。
願わくはそれが惰性になりませんように。
特集の方向性自体はどうでもいい、とうか恣意的すぎるように感じました。
あげられている作品にしても、ライトノベルとしてはメインストリームをはずれた作品ばかりだし、そりゃあダヴィンチ読者の趣向とは重なるでしょうけど。
ダ・ヴィンチ 09月号 [雑誌]
posted with amazlet at 05.08.06
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それぞれQ&A方式のお題が付いていて、
桜庭さんは
「Q 文章が軽くて、薄っぺらいんじゃないの?
A 軽くても深く。文体を強く意識しています」
で文体とその使い分けについて、
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「Q 外見ばかりが派手で、人物が薄っぺらいんじゃない?
A 外見を形作るのは、確固とした内面です」
でキャラクターを作っていく手順について、
清水さんは
「Q "萌え"って男性の妄想全開なんじゃないの?
A 少女性には、男女問わず惹かれる理由があります。」
で少女性やキャラクターの魅力付けについて、
それぞれすごく濃い話をしていて、とても面白かった。
桜庭さんのインタビューの中では「赤Xピンク」から「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の流れの作品の文章はガルシア・マルケスなどの南米文学の翻訳をイメージしたとか、それらの作品と「GOSICK」や「荒野の恋」の文章の違いなどについて言及していて、桜庭さんの文章に惚れてファンになった私としてはもう、うれしくてしょうがありませんでした。
穂村弘さんについて狂ったように愛を語っていたところというのも見たかったなあ。
穂村さんは言葉に対するセンスはすごいから。
米澤さんの方ではキャラクターを作るときに30項目の自分語りをさせる、というのがすごく興味深い話でした。
清水さんの記事では『日常の中で発見した小さなかけらを探し集め、積み重ねていくことによって現れる虚構を、私は、より面白いと思うんです。』という言葉が印象的。
そのほかにも冲方丁さんの異世界論もおもしろかったし、、日日日さんへの「たくさん書くために、手を抜いているんじゃないの?」という質問には思わず吹き出してしまいました。
でもそれに対する日日日さんの「粗製濫造じゃない、書かずにはいられないんだ」という回答は結構熱くて、「書かないと死んでしまうような気がして」とか、いいなあ、若いんだなあと感動してしまいました。
願わくはそれが惰性になりませんように。
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